【脚を組んで座ると骨盤や背骨が歪むって本当?】
よく「椅子に座る時に脚を組むと骨盤や背骨が歪む」と耳にしますが、本当にそうでしょうか?ささがわ接骨院・整体院の院長である加藤の考えでは、実はそうではありません。脚を組んでも骨盤や背骨が歪むわけではないんです。
なぜ脚を組むと歪むと言われるのか
多くの人は、脚を組むことで姿勢が崩れるとか、体に悪影響があると思いがちです。確かに、ずっと同じ姿勢で座っていると筋肉に負担がかかり、結果として腰痛や背中の痛みが出ることもあります。でも、それは脚を組むことそのものが原因ではなく、長時間同じ筋肉を使い続けることが原因です。
脚を組む理由は?
脚を組むのは、実は体が自然に行っているバランス調整なんです。ずっと同じ姿勢で座っていると、特定の筋肉に負担がかかりますよね。その負担を和らげるために、脚を組むことで重心を左右にシフトさせ、体全体のバランスを取っているんです。
これは、立っている時に片足に重心を移動させたり、前後に体を揺らしてバランスを取るのと同じようなものです。人間の体は、完全に直立不動の状態を保つのはむしろ不自然で、長時間じっとしていることは難しいんです。
もし「脚を組んで座ると骨盤や背骨が歪む」という理屈が正しいなら、人は直立不動でいなければならないことになります。でも、現実には誰でも無意識に体を動かしながらバランスを取っているので、そういう意味では脚を組むことも体の自然な動きの一部なんです。
脚を組まない方が体に悪影響?
むしろ、脚を組まずに長時間座っている方が、同じ姿勢を続けることで腰痛や背中の痛み、肩こりなどを引き起こす可能性があります。特にデスクワークや長時間の座り仕事では、ずっと同じ姿勢を保つことが体に負担をかけてしまいます。体に負担をかけないためには、適度に姿勢を変えたり、脚を組むことも効果的な手段の一つです。
まとめ
脚を組んで座ることを恐れる必要はありません。むしろ、体のバランスを取るために自然に行っている行為です。
ただし、ずっと同じ姿勢で座るのは良くないので、適度に姿勢を変えたり、立ち上がってストレッチすることが重要です。健康的に座るためには、無理に脚を組まないようにするのではなく、体が自然に動きを取り入れることを大切にしましょう。
ささがわ接骨院・整体院では、正しい姿勢や体の使い方についてアドバイスを行っていますので、お気軽にご相談くださいね!