産後骨盤矯正
妊娠中の骨盤
胎児の成長に合わせて、骨盤の骨と骨をつないでいるスジをゆるめるホルモンがどんどん出てきますので、骨盤もどんどん開いていきます。骨盤が開くことは胎児が大きくなるためには必要な事なのですが、骨盤自体にゆがみをつくりやすいので、姿勢などには注意が必要です。
出産時の骨盤
赤ちゃんが産道を通る時の刺激が脳に伝わり、一気に骨盤をひきしめるホルモンが放出され、骨盤の骨と骨をつないでいるスジが硬くなります。このとき通常であればきれいに骨と骨が元の状態にひっつくのですが、骨盤自体にゆがみがあるとゆがんだ状態のままでひっつくことがあります。
また帝王切開の方も、赤ちゃんが産道を通らないために『出産したよ』という刺激が上手く脳に伝わらずに、体が妊娠状態から産後状態に切り替わらず、いつまでも妊娠状態が続いているかのようなままで、体調の悪い方がいらっしゃいます。
出産後の骨盤
出産後、一気に閉じたはずの骨盤ですが、1ヶ月~1ヶ月半ほどは骨盤の骨と骨をつないでいるスジが非常に弱い状態です。
この時期に悪い姿勢などを繰り返していると、強いゆがみをつくってしまう原因になります。また、出産後は授乳や、抱っこ、今までと違う荷物を持ったりと何かと体に負担がかかりやすいもの、特に姿勢には気を付けたいですネ。
施術の流れ
※産後骨盤矯正は出産後約2か月後からとさせて頂いております。
①問診票をご記入頂き、お身体の状態(お悩み・理想の状態)をお聞きいたします。
②専用のカメラシステムで、姿勢の写真を撮ります。お身体の筋力検査、可動域検査、骨盤周り、股関節(お尻)周りのサイズ計測ご説明を致しまして、施術を行います。
③ボキボキ、ギュウギュウなど顔を歪ますほどの、きつい痛みはありません。目指す刺激は『痛気持ち良い』刺激です。
④また姿勢の写真をとり、ビフォーアフターの確認
⑤通院方法(通院期間・通院回数)などをご説明・ご提案をさせて頂きます。
⑥お会計時に、次回のご予約をお願いいたします。
産後骨盤矯正の症例
【産後の骨盤矯正】30代 女性 主婦
産後半年経過
他の接骨院で『骨盤矯正』を受けるも、効果が実感出来ずに来院。
お話を伺うと、腰痛や尿もれなどの症状があり、赤ちゃんが大きくなってくるにつれ、症状が改善出来ないと不安であるとお話頂きました。
当院の産後の骨盤矯正は『妊娠・出産時の骨盤のケア専門技術』です。開き歪みのある骨盤関節を、しっかりと締めてゆきます。
それにより、骨盤底筋も使いやすくなり、尿もれも改善してゆきます。
強い腰痛や歪みでは無かった為、最低プログラムの12回で終了
それからまた半年後にご懐妊のご報告があり、また当院の『産後の骨盤矯正』のリクエストを頂きました。