『なぜ治らないと思っている人は治らない?』
何年も辛い症状を繰り返したり、続いていたり。
いくつもの病院で検査を受けたり、治療院で施術を受けたり。
結局症状を緩和するのは『薬』であり、症状が出てれば「また薬飲めばいいや」という思考の方がみえます。
薬を飲みながら、「少しでも早く楽になりたい」という理由で治療院に来院しても、先生の『治したい!』『もう薬に頼らなくても良い身体になって欲しい!』と、家族を想うように思っていても、患者さんが『多分・・・治らないと思う』と言う気持ちが強いと治らないんです。
勿論最初は半信半疑でも良いですが、整体を受けて身体が楽になって『もしかしたら治るんじゃない?』という気持ちが出てきたら、それが回復に向かっているサインです。
『プラシーボ(プラセボ)効果』はご存知でしょうか? 薬効効果が無い錠剤を、〇〇症状に聞く薬だよって聞かされ、それを信じて飲むと本当に効果が出てしまうという現象です。
逆に本人の意思で「これは何やっても治らない」と思い込んでいると、脳の思い通りに身体が反応を起こし『その通り』の現象となります。 『病は気から』とは言ったものです。
また「治したい」と口では言っていても、本心は「治したくない」人もみえます。 症状がある事によって嫌な学校を休めたり、仕事内容を優遇してもらったり、喋ることが苦手な人は体調が悪い事を理由に喋らなくても良かったり、旦那さんや奥さんが優しくしてくれたり・・・
でもコレって『その場限り』の効果で、実は長い目で見るとマイナスに働く事もあるんです。
人間は自分がメリットのある事しかしません。
仕事や勉強をサボる人は、過去にサボって『得』をした経験がある人です。
その経験を元に行動をしてますと、何度も『得』を得たい為に、同じ事を繰り返します。
繰り返す度にどんどんと学校に行きにくくなったり、仕事が任されなくなったり、旦那さんや奥さんに「またぁ?病院でしっかりと治してもらったらー」などと空気感が悪くなっていきます。
『自分は治らない』と思っている人は、『得』を失いたくないかもしれませんが、他の『得』が失われて行くかも知れません。
勿論、色々な治療を幾度も繰り返し、お金も使い、時間も使いやってきても症状が変化せず『諦めざる得ない』方も多いかも知れません。 「加藤の院で治ります!」とは言いませんが、お薬やもみほぐし、電気療法などでは効果が感じられない方、諦めずに自分と向き合って頂きたいと思います。