外反拇趾とは
足の親指が内側に曲がり、親指の付け根の骨が外側に飛び出て、そこが靴などに圧迫され痛みが起こる症状です。
外反拇趾の原因
外反拇趾の原因として、先が細い靴の圧迫が有名な原因の一つですが、実は大きな原因に『偏平足』があります。
『偏平足』は足の土踏まずがない事を言うと認識されてますが、実は足には歩行の際の荷重の衝撃緩和の為のアーチが2つあります。
一つが、土踏まずと言われる『縦のアーチ』。もう一つが親指側から小指側にかけて形成される『横のアーチ』があり、この『横のアーチ』が減少すると足の幅が広がり、自然と親指と小指が内側に曲がってきます。
外反拇趾の改善方法(ワンポイントアドバイス)
足の指を握ったり開いたりの『グーパー体操』を行い、更に『横アーチ』を形成するように、足を横に折り曲げる様な体操をすると良いです。足の幅がきつい靴、また外反母趾用と言われているような、幅の広い靴はしない様にすると良いです。足の幅にぴったりとあった靴が望ましいです。
当院ならではの外反拇趾治療
当院での外反母趾の改善方法は3つあります。
①痛みが無く、変形のみ気になる場合。
外反母趾用のテーピングを指導致します。ご自分で巻ける様にして頂きます。大体1.5~2か月位で改善を感じられるようになります。
②立ち仕事、良く歩く方
テーピングにプラスして、靴の中敷き(インソール)を替えて頂く事を御提案致します。当院のお勧めのインソールは『3点支持インソール』で足のアーチを本来通りにきちんと使えるようになり、重力に対して真っ直ぐ姿勢が整うインソールです。
③変形だけでなく、痛みを伴う方
患部の電気療法、マッサージ、関節調整整体をお勧め致します。