ドケルバン腱鞘炎(親指の腱鞘炎)とは
親指側の手首付近の痛みです。ペットボトルの蓋を開けるなど、つまみ動作にて痛みを感じます。細かい作業を行う傾向の多い女性に好発し、自分でマッサージなどを行ってしまい悪化させることが多い症状です。
ドケルバン腱鞘炎(親指の腱鞘炎)の症状
親指を酷使する作業で特に女性の方に好発します。容易に患部に手を出しやすい事から、自分でマッサージ、指圧などを行い症状を悪化させる場合も多いのが特徴です。
母指を広げる腱部の疼痛なので、指を強く広げたりすると痛みます。また、親指を小指の付け根辺りまで曲げ、その他の指を曲げて握り、手首を小指側に曲げた時に痛みが出現したりします(フィンケル・ステイン・テスト)
ドケルバン腱鞘炎(親指の腱鞘炎)の原因
疼痛が出現する動作を極力減らし、患部の安静が必須です。安静が困難な場合、母指、手首関節を固定するサポーターバンドが有効的です。決してご自分にてのマッサージ、指圧はお勧め出来ません。
ドケルバン腱鞘炎(親指の腱鞘炎)の改善方法(ワンポイントアドバイス)
左右対称の、主に脊柱の軸を意識した運動や、骨盤傾斜のバランスを取る様な運動療法が有効です。また、筋肉の左右バランスも崩れて来る為に、柔軟体操も必要です。
女子は男子に比べ早期に身体が成長し、そして大体16歳前後に大方の骨格が完成すると言われています。その為、早期に側弯症の発見と対策が必要と考えます。
当院ならではのドケルバン腱鞘炎(親指の腱鞘炎)治療療
患部である、母指、手関節、肘関節までの関節調整、腱部の炎症を改善する電気療法、症状が強度である場合は、テーピング療法を行います。